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もうすぐ4人家族になるアラサーの日々のいろいろ

妊娠生活を振り返る 各種トラブル編

もうすぐ里帰り生活が終わる。

娘は飲んで寝ての新生児ライフを満喫している…と言いたいところなのだが、どうも構ってちゃんの片鱗を見せており、日中の風呂上がり以外はなかなか寝ず、転がして放置すると泣き出すようになってきている。夜中は割と寝てくれるのが救いではあるが、二人目の子育ては楽だというのは、都市伝説だったのだろうか。

自宅に帰ってからの生活が怖い。

 

 

妊娠期の振り返りの続き。

妊娠中は、以前のエントリにも書いたように、仕事、家事、育児の両立に追われ、かなりバタバタしていた。

その中でも日々色んなことがあり、切迫以外にもトラブルがたくさんあった。

1〜2歳児を抱えて仕事をしながら生活を回すこと、そのものがただでさえきついのだが、そこに妊娠に絡む絡まない問わず、問題が我が家を苦しめ、最終的に娘は、我が家の中で災厄を呼ぶ悪魔の子呼ばわりされていた(ひどい)。今回は、それらのトラブルを振り返りたい。

 

 

妊娠発覚前に禁忌薬

保育園通いたての頃からするとマシになったが、やはり保育園児の息子は定期的に風邪を引く。息子と一緒に寝ていた私は、たまにそれをもらってしまっていた。

昨年9月には、そのもらった鼻風邪を忙しさに放置した結果、副鼻腔炎に進化させてしまった。ずっと黄色い鼻水がだらだらとたれ、最終的には奥歯や顔が痛むまでになった。流石に辛くなって来て、耳鼻科で診察を受けて抗菌薬を処方してもらった。

副鼻腔炎はすぐ治ったが、後に妊娠が発覚して、服用期間が、過敏期とされる妊娠4週にあたる週であることが判明する…。そして、出してもらった抗菌薬は妊婦はNGとなっている薬だった。

ただ、ネットで調べた限りでは、「禁忌薬扱いだが、実際の奇形率はほぼ変わらない」とされており、産婦人科の主治医もほぼ同じ見解だったので、とりあえず気にしないことにした。それでも、妊娠初期は後悔していたし、かなり自分を責めた。

結果的には、今のところは特になんの影響も見られない。というか今回振り返るまで、服用したことを忘れていた。ひどい(2回目)。

 

 

つわり

子供を産むまでは、自分にはつわりがない体質なのではないかと謎の楽観視をしていたのだが、2ヶ月〜4ヶ月に吐きづわりと食欲不振が出るという、典型的なタイプのつわり持ちだった。

特に上の息子の時はひどかった。なんとか水分やウィダーインくらいの食事は取れていたので妊娠悪阻とまではならなかったが、とにかく毎日気持ち悪かった。起き抜けや風呂上がりに戻してしまったりもして、最終的に7kg痩せた。

幸い職場に理解があったので、体調が優れない日は当日連絡でも休ませてもらうことができた。会議や大事なアポがある日は無理やり出社していたが、当時の手帳を確認すると、月の半分くらいしか勤務できていない。よく許されたなと思う。

 

2人目の今回も、前回ほどではなかったが、つわりに苦しみ、5kg痩せた。

1人目の時と違うのは、自分は食べられなくても、少なくとも息子の朝晩の食事は作らねばならないことである。

自分の食事はコンビニで食べられそうなものを調達し(おにぎりやサンドイッチを買うことが多かった)夫と息子の食事は、作れる時は作り、難しい時は生協の冷凍や惣菜を駆使して、なんとか乗り切った。

なお、隣で違うものを食べていると美味しそうに見えるのか、息子は私が食べているサンドイッチを欲しがり、困った…。

この時期も、休みの日は夫が弁当や惣菜を買ってきたり、息子と外で遊んでくれたりしたので、ありがたかった。

 

 

つわりと風邪のダブルパンチ

副鼻腔炎が治って1ヶ月もたたないうちに、再び息子の風邪をもらってしまった。発熱はしなかったが、鼻と咳が2週間ほど続いた。普段なら適当に風邪薬を飲むのだが、ちょうど妊娠3ヶ月。医者にもかかれず、市販薬も飲めず、咳きこむたびに吐き気が襲ってくるが何もできないという状況で、まさに地獄だった。2週間くらいずっとマスクで過ごした。

この時に、仕事で関係者への挨拶回りに行かなくてはならず、しかし職場の雰囲気的に誰にも手伝いを頼めずに、一人で10軒ほど周り、停めた車の中であまりに辛くて泣きそうになったことを覚えている。今思うと無駄に頑張り過ぎ

である。

 

 

車を当てられる

これも妊娠初期。帰宅した自宅の前で、前方にいた車がいきなりバックして、私が運転していた車にぶつかってきた。自宅前の道は袋小路になっており、相手方はUターンしようとして、後方確認をしないままバックしたようだ。私は自宅敷地に車を入れるために、停車中だった。

幸い、相手もそこまでスピードが出ていなかったので、お互いの車の傷で済んだ。相手方も悪い人でなく、保険で車の傷も治してくれ、一応行った産婦人科の診療費(初期だったので全く問題なかった)も出してくれたので、大きなトラブルには発展しなかった。

このままわたしが難癖をつけたら、振り込め詐欺によくある(?)「妊婦さんと事故って慰謝料が云々」になるなあ、としょうもないことを思った。勿論不当な請求はしていない。

 

 

息子のインフル

妊娠後期にピンチだったこと。

息子が3月のある月曜に突然39℃近い高熱を出した。その日の午前は私の仕事が抜けられない日だったので、とりあえず午後からは休む段取りをして、夫に病院に連れて行ってもらった。そして、診察の結果インフルが発覚した。

世間的にもかなり流行していたが、ピークは収束していたし、家族3人予防接種は受けていたので、なんとか乗り切れたと思っていた。まさかこのタイミングでなるかと…。しかも、保育園は当然完治まで登園禁止なので、1週間は家で誰かが面倒を見ないといけない。しかし妊婦。

午後に息子の世話を交代しながら、 自分が1人義実家に避難することも考えていた。

結局年度末でお互い仕事が忙しいこともあり、夫婦で仕事を調整して、その1週間を夫と2日ずつ休んで面倒を見た。

幸いにも、私と夫は感染せずに済んだ。正直、夫の方がよく体調を崩すので、自分より夫の方が怪しいと思っていたが、辛うじて免れたようだ。

 

 

 

あげていくと、一つ一つの問題はそこまで大したことなくて、もっとやばいトラブルに遭遇したこともある(育休復帰日に息子が肺炎で入院するとか)。生きていると色んなことが起こるものだし、どうも私はトラブル体質なので、ちょっとした不幸には見舞われやすい。なので、人生の節目に合わせて何かが起こることにわりと慣れてはいる。

 

でも、妊娠中の体調が優れない中で、次々発生する問題に対応しなければならないのは、やっぱり結構しんどい日々だったな、と思う。

妊娠経過が順調でも、やはり妊娠時とそうでない時は何かが違う。味覚も、疲れやすさも、ストレスも、何か圧倒的に違う気がする。今の幼児と新生児の世話もそれなりにしんどいが、出産を経て、自分の体が妊娠中のそれから解放されたのは本当に嬉しい。

そして、多分トラブル続きの日々は今後も続くので、何が起こっても大丈夫なように、そして自分が原因のトラブルを起こさないように、気をつけていきたい。

 

 

 

上の息子は2歳半になった。息子の妊娠が発覚して、自分自身のことに制約が増え始めてからは3年少し経った。まだ3年か、とも思うし、もう3年だな、とも感じる。